2012年8月25日土曜日

すべてはこのビデオから。。。たぶん

なぜボクがアメリカでもっとも大きいスポーツネットワークESPNで放映されるアメリカン・ルマン・シリーズのレポーターになったところからと思ったが、まずはESPNの説明からにします。
ESPNは全米のケーブルTV購読者の95%が視聴可能というとんでもない浸透率です。ESPNはディズニーグループに属していますが、株価の半分はESPNの価値ではないかと言われるほどの大手です。アメリカでESPNと言って知らない人はいません。よっぽどの変人でテレビもない生活をしなければ絶対に知っています。

1チャンネルだけで1979年に発足。ボクが高校生のころの1984年頃は番組がなくてESPNといえばわけのわからないスポーツをただ延々と垂れ流しているようなケーブル局でした。その時初めてオーストラリア式フットボールを見た記憶が残っています。
今は大変なもんでフラッグシップのESPNからはじまりESPN2、ESPN3(オンライン版),
ESPNU, ESPN Classic, ESPN Deportesと全部で9チャンネルもっています。

ボクがレポーターをすることになったアメリカンルマンシリーズ(ALMS)のレース放送もこのESPN, ESPN2, ESPN3とESPN on ABCで全戦放送されています。

やっと本題だが、僕らがネットで車のビデオを配信するメディアGTChannel <car.video.network>、を開始したのが2006年。(このGTCの話はそれだけで長くなるのでまた別の機会に。。。)
一番最初のころに手作りで制作したビデオをYoutubeにのせたのが上のビデオ。ボクがレポーターとしてロングビーチのフォームュラドリフトの選手をインタビューしています。当時アメリカに住んでいたMKがカメラマンをこなし、日本で一人残ってがんばっていたKTが編集しました。
このビデオは爆発的にヒットして今や5百万ビュー突破しています。GTCそのものはYoutube上でも有数の自動車チャンネルに成長し、購読者が80,000以上、月間ビュー数は2百万ビューを越えるまでになったのです。また、GTCのYoutubeビューの25%以上はモバイルからのアクセス。

予想するにボクがレポーターをこなすこの500百万ビューのビデオをみて、「こいつを使ってみよう」ということになったのではないかと勝手に予想しています。(笑)
簡単に言えばそうなのですが、裏にはALMSはファンの若返りを図りたい。そこでGTChannelと組むことによって18才から30才までの若者ネット層を獲得したいという目的があったのです。
だから勘違いしてはならないのは決してボクの抜群なレポーター能力ではなくGTChannelの客層目当てということからこの話は始まるのです。つづく。。。

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